校長挨拶

                               校長 阿波連 守

 

 沖縄県立普天間高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。令和7年4月、校長として着任いたしました、阿波連守と申します。よろしく、お願い致します。

 本校は、戦後まもない昭和23年、コザ高等学校から分離独立、野嵩高等学校として発足し、その後昭和32年普天間高等学校に校名改称するなど幾多の変遷を経て本年度創立から78年目を迎えます。

 その間、「質実剛健」「進取創造」を校訓とし、知・徳・体の調和のとれた人材の育成を図り、地域、保護者の期待に応える教育活動を推進し、今日まで中部地区の伝統ある進学校として歩んで参りました。本校を巣立った卒業生は3万2千名余を数え、これまで県内外のあらゆる分野で有為な人材として活躍しております。

 また、本校は創立以来「文武両道」をモットーに、勉学とスポーツに懸命に取り組んできました。その成果はスポーツ面では、陸上部、バドミントン部、卓球部、空手部等多くの部活動が全国大会に出場致しました。

文化面でも、放送部、吹奏学部、書道部、ダンス部等が、全国の多くの大会で上位入賞するなど幅広い分野で活躍しています。

 近年、進路面でも「コツコツが勝つコツ」と日々の授業を大切にし、三年間の系統立てた学習の積み上げにより進学実績はとみに向上し、昨年度は国公立大学に175人、私立大学に224人が現役合格を果たしております。今後とも文武両道を尊ぶ校風と伝統を受け継ぎ、生徒一人一人の活躍の場を広げ、自己実現を図ってまいります。

 現代社会は変化が激しく、予測困難な時代と言われています。このように予測困難で不確実性が高い時代には、変化に対応できる人材が求められます。諸先輩方が残した実績を顧みて、先輩方が築いてきたその足跡に学ぶとともに、何事にも主体性と熱意を持ち続け、柔軟に対応することができ、新たな時代を切り拓く人材の育成に職員一丸となり努めてまいる所存です。

これからも保護者や同窓会の皆様、そして地域の皆様方には、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。